可変型太陽光発電システム
2024-04-09建築物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化が進める中、建築物の屋上に太陽光発電システムの導入が進んでいる。しかし、延べ床面積当たりの屋根面積の少ない中高層建築物では消費エネルギーに対する電力供給量が少なく、屋上面のみの発電ではエネルギーの自立化が困難である。そこで、本研究では太陽光パネルを付着した日射遮蔽ルーバー(PVSD, Photovoltaic shading device)を太陽追尾型として新たに提案(可変型太陽光発電システム)する。特に本研究では、試作模型を製作し、実測による発電効率の把握と共に、日射解析によるパネル枚数の最適設計を行う。
試作模型
構成要素
垂直型PVSD
水平型PVSD
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Development of adjustable solar photovoltaic system for integration with solar shading louvers on building façades
Risa Ito, and Sihwan Lee
Applied Energy, Volume 359, 122711, p.1-15, 1 April 2024. (Print ISSN: 0306-2619, Online ISSN: 1872-9118)
https://doi.org/10.1016/j.apenergy.2024.122711
Written by Sihwan Lee
[Associate Professor, Nagoya University]