飛沫の飛散特性
2020-12-04新型コロナウイルス(COVID-19)やSARS、MERS、H1N1などの感染症とは、微生物が人に侵入・増殖して症状を起こすものである。感染者から出る感染粒子は、くしゃみ、咳、嘔吐、喋りなどによって空気中に飛散され、被感染者へ伝播される。しかし、室内へ飛散されたウイルスを換気によってどの程度早く除去できるのかについては未だ不明である。本研究では咳による飛沫並びに飛沫核の飛散特性について明らかにし、換気によるウイルス除去対策について検討することを目的とする。
3D MODEL
3D PLAN
咳モデリング
数値解析
以上の研究について詳細な情報が必要な方は、李研究室、又は、東京大学@大岡研究室にお問い合わせください。
咳による飛沫並びに飛沫核の飛散特性から見た室内換気対策
Scattering of saliva droplets while coughing and strategy for indoor ventilation
Sihwan Lee, Ryozo Ooka, and Wonseok Oh
日本建築学会大会学術講演梗概集,p.1577-1578,2020.09.
Numerical investigation of the correlation between droplets and droplet nuclei dispersion and room ventilation rate
Wonseok Oh, Ryozo Ooka, and Sihwan Lee
Indoor Air 2020, Paper ID-ABS-1226, 2020.11.
Written by Sihwan Lee
[Associate Professor, Nagoya University]