Biophilic Agritecture
2025-12-05人間は、Biophiliaと呼ばれる「自然と繋がりたい」という本能的な欲求を持つ。都市化に伴い、人間は都市で人工物である建築に囲まれ生活するようになり、人間のBiophiliaは隠れていき、心の豊かさや生物多様性を失いつつある。これを取り戻すには、都市における空間の多様性を認め、人々が日常的に、自然と交わり合い共存することが必要である。Biophiliaを思い出させる自然と人間の共存する空間が、都市において今、求められている。
※ Biophilic Agritecture:Biophilic Agritectureは、建築環境への自然統合により居住者のウェルビーイング向上を目指す「バイオフィリックデザイン」と、都市部での食料生産を行う「都市農業(Agritecture)」を融合させた概念である。 垂直農法や自然採光システムの導入により、建築物の美的価値と環境性能を高めると同時に、都市部における食料供給源としての機能を付与する。これは、都市の食料安全保障およびコミュニティのレジリエンス強化に寄与するアプローチとして注目されている。
・Biophilic Agritecture 〜自然と人間が共存する「あわい」の空間〜
・田中希穂(名古屋大学 工学部 環境土木・建築学科4年)
・説明資料:【PDF】
・SABED 環境シミュレーション設計賞 2025【学生部門】最優秀賞:【LINK】




Written by Sihwan Lee
[Associate Professor, Tokyo University of Science]