仮設住宅の住環境改善
2020-11-242019年10月13日、台風19号による猛烈な雨の影響で、長野県の千曲川など21河川、24ヵ所で堤防が決壊し、住宅地などで大規模な洪水の被害が各地で発生した。長野市では千曲川の堤防が約70メートルにわたって決壊し、大量の水が住宅地に流れ込んだ。
https://www.city.nagano.nagano.jp/n040800/contents/p000019.html
※ Images source: 産経新聞社
長野市では台風19号により住宅が被災した市民を対象に「建設型仮設住宅」の随時募集を行い、下記の4種類の団地が作られ、令和元年11月26日(火曜日)~空き住戸の終了まで受け付けました。入居期間としては2年間(令和元年12月1日~令和3年11月30日)であり、家賃は無料、光熱水費・自治会費・入居者の過失による修繕費等は入居者が負担するものである。
・上松東仮設団地(木造):32戸
・若槻団地運動広場仮設団地(木造):23戸
・昭和の森公園仮設団地(プレハブ造):45戸
・駒沢新町第2仮設団地(トレーラーハウス):15戸
仮設住宅の入居者にストレスのない住環境を提供するため、長野市建設部住宅課、長野工業高等専門学校環境都市工学科、信州大学工学部建築学科@環境系グループは約2年間にかけ、仮設住宅の住環境(熱環境・空気環境・音環境)に関する実態調査を行っている。
以上の研究についてもっと詳細な情報が必要な方は、李研究室にお問い合わせください。
Written by Sihwan Lee
[Associate Professor, Nagoya University]